iPhoneは電話やメールといった通信だけではなく、音楽や写真、その他ビジネスデータを自宅のパソコンと共有することができ、とても便利ですね。各種キャリアによって設定などは多少異なるものの、無料のApple IDアカウントを登録すれば様々なアプリやサービスをすぐに利用することができます。ここでは、iPhoneを使い始める際に気をつけることについてご説明します。
iPhoneを使い始める前に初期設定をきちんとしましょう
新しいiPhoneを購入したら嬉しくてすぐに使い始めたくなりますが、初期設定をきちんとしておかないと後に設定がOFFになっていたせいで便利な機能が使えずイラついた、なんてことにもなりかねません。iPhoneの購入場所によっては既に初期設定が行われている場合もあるので確認しておきましょう。
iPhoneを起動したらすぐに初期設定を行いましょう
iPhoneを購入して初めて起動すると、初期設定の画面が表示されますので、使用言語や居住地、キーボードなどの設定を行いましょう。次に、Wi-Fi通信を利用する場合にはお使いのネットワークを選択します。位置情報サービスのON/OFFの設定もあります。位置情報サービスはマップアプリ等、便利なアプリで必要になるのでONにしておいた方が便利でしょう。
次に、パスコード設定、あるいはTouch IDの設定をしましょう。Touch IDとは、iPhoneのホームボタンに指を触れるだけで、指紋認証してくれる機能です。パスコード等によるロック解除よりもセキュリティが高いですし、ワンタッチで便利なのも嬉しいですね。その他、iCloud、FaceTime/iMessage、Siriなどの各種サービスの設定もあわせて行なっておきましょう。
通信キャリアから購入すると既に初期設定が行われていることもあります
各通信キャリアのショップや家電量販店等で購入した場合は、基本的な初期設定はすでに設定済みの場合もあるので購入時にスタッフに聞いておきましょう。また、iPhoneを各通信キャリアのオンラインショップで購入した場合には、起動前にSIMカードを挿入する必要があります。詳しくは各通信キャリアの公式サイトを確認することをおすすめします。
便利な機能を最初に設定しておくと後で便利です
無料で取得できるApple ID、必須機能のメール設定、とても便利なiTunesとの連携などについてご説明します。どれも基本的な機能で、設定はとても簡単なので早めに済ませておきましょう。
Apple IDを取得しましょう
Apple IDは無料で取得できるのでとりあえず持っておくと便利です。Apple IDアカウントにより、iTunes Storeでの音楽や映画の購入、アプリのダウンロード、各種サービスの利用などが可能になります。基本的にはクレジットカードでの決済となるので、クレジットカードナンバーの登録が必要となります。
メール設定をしましょう
iPhoneでメールの送受信を行うアプリは、SMSなどの送受信を行うメッセージアプリか、PCのEメールやフリーメールの送受信を行うメールアプリ、いずれかを使用します。通信キャリアによって設定方法は異なるので、契約しているキャリアを確認して設定しましょう。
iPhoneとiTunesを連携すると便利です
iPhoneでは、iTunesと連携することで、MacやWindowsのパソコンに保存している写真、動画、音楽などをiPhoneに転送することができます。逆に、iPhoneのデータをパソコンに転送し、バックアップとして保存することもできるので安心ですね。iTunesはアップルの公式サイトよりダウンロードが無料なのでおすすめです。
iPhoneは電話をかけたりパソコンからデータや画像などを転送するなど、1台でなんでもこなせる便利なアイテムです。新しい機種であればTouch ID機能の搭載により、利便性が高まっただけでなく、指紋認証という強力なセキュリティ機能がついて万一紛失しても安心になりました。プライベートにビジネスに大活躍のiPhone、購入したら使い始める際に使いやすい設定をしてストレスフリーに活用しましょう。